2012年6月18日月曜日

スペイン旅行(2)マドリッドMadrid ①スペイン広場・王宮

アムステルダムからマドリッドに到着したのは夜7時過ぎでしたが、
外はまだ明るく昼間のよう。
夕食は機内で済ませ、
バスでホテルへ。

◇◆◇

翌日から見学が始まりました。
このツアーは「ゆったりコース」と謳ってあるので、
朝の出発は大体9時から9時半。
観光を終えてホテルに戻るのは夕方6時頃。
朝食は概ね7時から用意されていますし、
時差で皆早く起きてしまうので
出発はもう少し早くても良かったかな、と思います。
夕食は連泊したバルセロナで1度だけ街のレストランで頂きましたが、
他はホテルで8時半からです。
スペインでは夕食は10時半からというので、
8時半でも早くしてもらったということでしょうか・・・。


マドリッドのホテル 8:40 2012.6.1 by Poran111

現地のガイドさんによると
スペインでは一日5回食事を摂るそうです。
①朝食。カフェとパンなど簡単なもの。
②午前11時頃サンドイッチなどを食べる朝の軽食。学校でもオフィスでも同じように食べる。
③昼食。一日のメインの食事。午後2時頃しっかり食べる。
④夕方の軽食。午後6時頃タパス(おつまみ)、おやつなど。
⑤夕食。9時半から10時半頃。軽い食事。

これじゃあ一日中何か食べている感じ。

このように夜遅く食べても朝の出勤、登校は普通に始まります。
夜遅い食事が体にいい訳はなく、
皆さん、太っています。。。

◇◆◇

さて初日は、
ホテルを9時に出発してスペイン広場へ向かいました。
バスでアルカラ通りを走り、
威風堂々としたアルカラ門の横を通り過ぎて行きます。
これは「ローマの凱旋門風に」というカルロス3世の希望を受けて、
イタリア人建築家サバティーニが設計し、18世紀後半に造られた市門です。
19世紀末まではここが市の東の境界でした。

周辺はスペイン独立戦争(1808-1814)の勝利を記念して
独立広場と名付けられています。

アルカラ門(マドリッド) 2012.6.1 by Poran111

アルカラ門を通り過ぎたら
シベーレス広場に出ます。
中央には2頭のライオンに引かれた大地の女神
シベーレスの噴水があります。

シベーレス広場(マドリッド) 2012.6.1 by Poran111

その後7~8分でスペイン広場へ。
四角い池の向こうに立っている白いモニュメントの真ん中下あたりに
セルバンテスの像、
その前に黒く見えるのが
ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像です。
これはセルバンテス没後300年を記念して造られたものだそうです。
記念碑の後ろにそびえるのがスペインビル。
左手の高層ビルはマドリッド・タワー。
1948年完成時はヨーロッパ一の高さでした。

スペイン広場とセルバンテス像(マドリッド) 2012.6.1 by Poran111


ロシナンテに乗ったドン・キホーテとロバにまたがるサンチョ・パンサの像は
近寄るとかなり大きく、
傍に立っている人と比べると、その大きさがよくわかります。↓


次は
スペイン広場にほど近い王宮へ。
王宮前にはフェリペ4世の騎馬像があるオリエンテ広場が広がります。
現在国王一家は郊外のサルスエラ宮にお住まいで、
公式行事などに使用される時以外は一般公開されています。
しかし今回は外観を見ながらオリエンテ広場を散策して終了。


オリエンテ広場から見た王宮(マドリッド) by Poran111
オリエンテ広場から見た王宮(マドリッド)


王宮内には2,800もの部屋があり、
見学可能な50室には
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を模した玉座の間や
150人が収容できるという饗宴の食堂など
豪華絢爛、贅を尽くした部屋の他、
王室コレクションのシャンデリア、
ゴヤ、ボッシュ、ベラスケスなどの絵画や
2,500枚ものタペストリーがあるそうです。
いつか見学したいものです。
建築様式は古典主義趣味のバロック様式がメイン。



次回は
マドリッドに来たら外せない、プラド美術館です。


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